【FFⅫ】FFシリーズ制覇に向けてFINAL FANTASY Ⅻ実況する #3

フランが見つけたという地下牢の抜け道は、奥の独居房にあるとの事でした。
そこには2年前帝国に捕らわれ、処刑されたはずのバッシュ将軍が牢に入れられており
監視を掻い潜って独居房へ入って来たヴァン達に対し、バッシュは助けを求めます。
しかしバルフレアは「死人とは拘らない主義」だと一蹴し、
ヴァンもまた、兄であるレックスを殺して故郷を裏切ったとされているバッシュに対し
怒りを露わにするのでした。
この騒ぎに気付いて帝国兵が駆けつけてくるのを察知したフランは、
バッシュが捕らえられていた吊り篭型の牢を下へ落とし、
ヴァン達もそれに掴まって縦穴の底へと下りていく事にします。

縦穴はダルマスカ砂漠の地下に延びているバルハイム地下道に繋がっており、
一行はひとまずバッシュを同行させ、ともに脱出する事にしました。
地上を目指す途中、ヴァンが2年前ともに戦ったレックスの弟であると気付いたバッシュは
2年前のナルビナ戦役で何が起きていたのかを打ち明けます。

あの調印式の日、レックスが追手を食い止めている間に
国王のいる部屋にたどり着いたバッシュ達は、
待ち伏せしていた帝国兵に取り囲まれてしまい、義勇兵はみな殺されてしまいます。
バッシュはその場で拘束され、部屋の隅で取り押さえられていましたが
そこへ遅れてレックスが部屋に入ってきました。
呆然とする彼の背後から近づき、短剣で刺したのはバッシュの双子の弟であり
帝国のジャッジマスターを務める男、ガブラスだったのです。
その後でガブラス（扮するバッシュ）が捕らえられたのは
レックスを「バッシュがダルマスカ国王を暗殺した裏切り者である」
と印象付けるための帝国側の芝居であり、
一連の流れを目撃したレックスはその後救出されたものの、
裏切り者と行動を共にした目撃者として拷問を受け続けた末に死んでしまいます。

できすぎた話だと感じつつも、筋が通っていると考えるバルフレアでしたが
未だバッシュの事を信用できないヴァンは兄を喪った怒りを抑えられずにいました。
バッシュはその怒りを受け止めつつ、レックスを戦いに巻き込んだ事を詫びながら
地下道の奥へと進んでいきます。
地下道の出口付近で巨大なミミッククィーンを倒し、遂に地下道を脱出した一行は
砂漠を越えて王都ラバナスタへと戻る事にするのでした。

ラバナスタに帰り着いたヴァン達はその場で別れ、
ヴァンは王宮から盗み出した女神の魔石をパンネロに見せに行こうと
彼女が働く道具屋を尋ねます。
しかしそこにパンネロの姿が無かったため、ダラン爺に尋ねたところ
パンネロの行方について調べる代わりに1つの剣を渡されました。
この剣をアズラスという男に直接渡してほしいと頼まれたヴァンは、
ダラン爺に教えられた場所へと向かいます。

ヴァンが向かったその場所はダルマスカ解放軍の隠れ家であり、
そこにはバッシュとウォースラの姿がありました。
解放軍の中でもバッシュが国王暗殺の犯人であると考える者と
それが帝国による工作であったと信じる者とで意見が分かれており、
かつての戦友であるウォースラもバッシュの事を信じられずにいたようです。
ダラン爺が剣を渡す相手としていたアズラスーーウォースラ・ヨーク・アズラスは
ダルマスカの元将軍であり、いまは解放軍を纏めている人物。
今も昔も多くの部下の命を預かる立場であり、バッシュを仲間だと確信できない彼は
ヴァンが預かっていた剣をバッシュに投げ渡し、
バッシュはそれを受け取って隠れ家から立ち去るのでした。