トリガーハッピーが配信するOneShot #5

トリガーハッピーが配信するOneShot #5

トリガーハッピーが配信するOneShot #5

配信終了しました。上のリンクからアーカイブ動画を視聴できます。
今回の配信時間も100分強。物語のエンディングを迎えたようですが……?
なお、この記事は作中のネタバレを含むのでご注意下さい。

配信でプレイした内容など

避難所

OneShot-キップ

今回の配信は避難所の研究施設内から再開しました。
奥に進むためにセキュリティチェックのテストを受けなければならず、
赤・緑・青・黄の4通りの光を5つ正しい並び順にするという
頭を結構使いそうなパズルをクリアする必要がありました。
何度か繰り返しているうちに簡単な正解パターンになる事もあったようですが、
今回は運良く(?)一発クリア。色を3つだけ使うパターンだと解きやすいですね。

奥に進むとキップ・シルバーポイント博士という女性がおり
ニコが図書館長に会う為に必要な図書館カードが無くて困っている事を告げると
彼女の図書館カードを手渡してくれました。
これがあれば奥にも行けるとの事でしたが、カードの顔写真による認証もあるため
写真部分をどうにかする必要があるようです。
ちなみにここで出会ったキップさん、不毛の地にいた主任さん(シルバー)の設計者らしく
預かっていた琥珀を見せるとシルバーに関する話をしてくれましたが、
設計にはもう1人優れた技術者が関わっていたようでした。
その技術者が図書館の人達も話していた「作者」なんでしょうか……?

 

OneShot-写真

取り敢えず図書館カードを手に入れたので、次はニコの顔写真を撮る必要が。
行商人通りに写真を撮れる建物があり、中にある機械に前回拾ったレンズを入れる事で
写真の撮影ができるようになっていたようですが、
どうやら正しい順にレンズをセットしなければならない模様。
外にいた人たちにレンズのセット順について尋ねると、色々なヒントを貰えたので
それを頼りにレンズを機械に入れていき、スイッチを入れると遂に作動!
こうして図書館カードに貼る為の写真もゲットできました。
1枚だけでなく、繰り返し写真を撮れるようだったので何枚も撮ってみましたが、
そうしているうちにフィルムがなくなって撮影不能に……。

撮れた写真にキップさんの部屋に会ったラメ入り糊を塗り、
図書館カードに貼りつける事で、偽装カードが完成。
雑な作りなのでバレそうな気もしましたが、図書館のセキュリティはかなり甘いらしく
普通に奥まで通してもらえました。大丈夫なのかこの避難所は(困惑)

奥の館長室に入ったニコは、そこで頭部がサイコロの女性館長・ジョージに会い
不毛の地で拾った謎の日記を見せます。
ジョージがこの日記を解読してくれるとの事だったので、
歩き疲れたニコは隣の部屋のベッドを借りて一眠りするのでした。

 

OneShot

寝ているニコが見ていたのは、ママの作ったパンケーキを食べる幸せな夢。
しかしその傍で光を失い、割れてしまった電球が転がっているのに気付きます。
そこで夢が覚め、ニコはジョージから解読された日記の一部を受け取り、
世界の中心である塔へと向かい始めますが
夢の事が気になってか、ニコは上層のカフェに行きたいと言い始めました。
カフェのお兄さんにパンケーキをごちそうになりながら、
自分が本当に世界を救えるのか、元の世界に帰れるのかと不安な胸中を語り
とうとう泣き出してしまいます……。

ニコがこれ以上不安に感じないよう、しっかりこの子を導いてあげようと思いつつ
いよいよ太陽を戻すべき場所である塔へと向かいました。
ジョージが解読した日記によれば、先へ進むには3つの太陽の欠片を持ち
塔の入口で「窓」に手を加える必要があるようです。
3つの太陽の欠片は、暖かい光を放つ琥珀や羽根を指しているようでした。
最後の1つはジョージから光るサイコロを受け取っており、
あとは「窓」をどうにかするだけ。

塔の中には床に大きくバツ印が描かれている場所があり、
これは「OneShotのゲーム画面を閉じる」ことを意味していると推測。
少し不安を覚えつつも、ゲーム画面を閉じて再度開くと
ニコは別の場所へ移動しているようでした。しかし……

 

ここから先に起こった事は、自分でも上手く纏めきれる自信が無いのですが……。

再びゲームを開いたとき、ニコにはプレイヤーの声が届いていませんでした。
何もない真っ暗闇の中を走り回っていると、ポツンと置かれたパソコンが。
ここでPCから語りかける「存在」は、プレイヤーが既にこの世界を去ったと言い
ニコを再びベッドで眠りにつかせようとしてきます。
いや、俺はここにいるぞ!と画面越しに必死に伝えようとする自分でしたが
ニコにはやはり届いておらず、それどころか「これでもとの世界に帰れる」という言葉に
目をキラキラさせてしまう始末。
ニコ、悪い大人にすぐ騙されるタイプの子だよ……。

元の世界に戻れるという期待を抱きつつも、何も言わずに神様が去ってしまった事や
他にもやるべき事があったのでは、という引っ掛かりを感じていたニコ。
しかし結局はベッドに入り、そのまま眠りに落ちてしまいました。
そこでこれまで通りにゲームも強制終了されるのですが、
再度開いても映し出されるのは眠っているニコの姿だけ。
ニコを動かそうとするとゲームが終了してしまいます。
とてつもなく嫌な予感がする……。

そう思ったのも束の間、ゲーム画面の裏側にメッセージが出ている事に気付き
それを呼んでみると、「存在」とは別の誰かが突破口を用意してくれた事が分かります。
指示されたフォルダを開くと、そこには黒いクローバーのアイコンが。
このアプリケーションを開いた状態でOneShotを起動すると
故郷の小麦畑にいるニコ(の夢)が映し出されました。
夢の中で呼びかける神様の声にニコは気付いたようですが、
その後すぐに目を覚まし、再び声は届かなくなってしまいます……。

 

ベッドから起き上がり、再度パソコンの画面を見つめるニコ。
パソコンの「存在」は未だこの物語が続いている事に焦りを感じ始め、
ニコを目覚めさせたのがプレイヤーの仕業である事を見抜きます。
どういう訳か「存在」はこの世界を救わせたくないようで、
永久にニコをここから出させないよう、迷宮のような場所に送り込んでしまいました。

無限に十字路が続くような暗い場所を彷徨うニコですが、
ゲームを起動する前に開いておいた、黒いクローバーの画面とゲームの画面を重ねる
進むべき道が示されている事が分かります。
この仕掛け、ホントに凄いと思って鳥肌が立ってました……。

クローバーの画面には、ニコが進むべき道と一緒に
プレイヤーを助けようとしている何者かのメッセージが記されていました。
そこで「存在」があらゆる事象の死を望んでいること、
メッセージの送り主がこちらに干渉するため、自分の意思でこの世を去ったこと、
最後は神とされるプレイヤーが審判を下す必要があることを知らされます。
そして最後に記されていたのは、

太陽がある限り、ニコは元の世界に帰れないという事実でした。

 

電球の形をした太陽は、ニコをこの世界に繋ぎ止める役割も持っていました。
ニコが元の世界に帰るには、手にした太陽を割らなければいけません。
図書館のベッドで見た夢の、元の世界にいるニコのそばで割れていた電球は
この事実を暗示していたのでしょう。

ですが、太陽は滅亡に瀕したこの世界を蘇らせるたった1つの希望です。
この世界で出会ったロボットも人々も、みなニコを救世主として慕い
行く先々でニコを手助けしてくれました。
ニコ1人の望みの為に、この世界の希望そのものを壊すのか。
ニコは出会った時から故郷に帰ってママに会いたいと寂しがっており、
ずっとニコを見守ってきた神様としての自分はニコを助けてあげたいとも思いましたが、
出会った人々を裏切る事もできませんでした。

そして最後に直面した神としての審判。
太陽を戻して世界を救うか、太陽を壊してニコを救うか。
生放送中にも拘らず悩みに悩んでしまいましたが、
世界を滅ぼす(=太陽を壊す)ことを目的とする「存在」の思惑通りになるのは癪でしたし、
再生した世界で、ニコが元の世界に戻る為の
新たな手段を見つけ出せる可能性もゼロではないと考え、
私は太陽を戻し、世界を救うことを選択しました。

塔から溢れる太陽の光が世界を照らし、世界は救われたかのように見えました。
しかし、その後ニコはどうなったのか……。

 

次回予告

ストーリーはここで終わりを迎えたようですが、
プレイヤーに宛てられたメッセージはまだ続いていました。
それによれば、ここまでのセーブデータを消去した上で
再び物語を始めると、違う結末にたどり着けるかもしれないというのです。

配信ではここから2周目(?)をやっていく事になるのでしょうが、
それは次の配信で見て行こうかと考えています。
配信予定日は10月12日(土)の23時から。
ニコも世界も救える可能性があるというのなら、まだまだ続けていきます。

 

それではまた。