トリガーハッピーが配信するThe Hanged Man #8（最終回）

トリガーハッピーが配信するThe Hanged Man #8（最終回）

配信終了しました。上のリンクからアーカイブ動画を視聴できます。
今回の配信時間は2時間22分。これにて完結です。

配信でプレイした内容など

今回の配信では、前回から始めた2周目を再度GOOD ENDルートで進めていきました。
なかなか2周目から追加されたと思われるシーンが出ないな……と思っていたら、
4号棟に入って「悪魔がやってくる」のメッセージを読んだ後に
ウィル（とデヴィッド）の父の葬式の場面が。
この時からウィルはデヴィッドを優しい人物だと感じており、
ウィルに「お前は悪魔の子だ」という手紙を送ったのはデヴィッドのはずがないと考えます。

その後は再び1周目と同じ展開でエドをおびき寄せて森の奥まで逃げる場面になりましたが、
1周目ではエドと会う前にウィルが自分自身を鼓舞していた場面が
ポップに応援されて1人でエドの元へ向かうようになっていたり、
廃墟に戻ってきたソフィーが負傷したキースと合流する場面が追加されていたりと
ちょっとした変化も見られました。
GOOD ENDのルートだとウィルはソフィーに怒鳴って仲直りしなかった事を気にしていましたが
ソフィー自身は大して気にしてなかった模様。それどころか「ちょっと可愛い」って……！

エドから逃げ続け、森の奥までたどり着いた後はエンディングでしたが
幼少期のウィルとポップとの出会いや、
ウィルが持っていた手紙の送り主とその意図について明かされる場面が追加されており
大きな違いとしてポップのその後の描かれ方も異なっていました……。
詳細は敢えて書きませんが、ウィルはこの出来事を通して「良い人間」へ成長し始めたので
きっと未来は明るい物だと信じています。

2周目の物語を終え、スタッフロールも終わると
恒例のおまけゾーンに移って色々なキャラ設定を見る事ができました。
参加声優さんたちからのメッセージを聞ける部屋もありましたが、
そちらは時間の都合で配信では紹介せずに割愛しています。
気になる人はハングドマンをやろう（提案）

完走した感想

まず、私のThe Hanged Manプレイ配信をご覧になった皆さん、
コメントや高評価などで支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
これまでのシリーズ3作品をプレイしていたとはいえ、
やっぱりホラーゲームに初見で挑むだけに結構ビビりながらのプレイになりましたね……。
しかし配信中に誰かが見てくれている、コメントで助けてくれるというだけでも
ホントに助けられた気分でした。完全に1人でのプレイだったらもっと時間かかったかも。

今回配信したThe Hanged Manに関しては、
1作目の心霊的なホラーと3作目の人間の狂気によるホラーの両面が存在し
やっぱりビビらされつつも、これらの謎を解き明かしたいと感じながらプレイしていました。
ウィルが廃墟の中でみたマイムやミザリー、マードックといった存在が何なのか、
15年前に起きたという連続殺人事件が現在とどう関係してくるのかという謎を
自然と追っていけるように物語が描かれていたのは流石だと思います。
恐怖を感じるような状況の中でも、こうした謎を解き明かしたい欲求に駆られたり
ゲーム中の主人公たち登場人物が恐怖に立ち向かおうとしている姿に勇気付けられると
それらがゲームの世界の外にいるプレイヤー（私）が感じている恐怖を凌駕するんですよね。
こういう捉え方はプレイヤーそれぞれなので全員がそうでは無いかもしれませんが、
そうした点で、本作のホラーゲームとしての完成度は高いと私は考えています。
英語圏から声優さんを募集してフルボイス対応しているという点においても言えるんですが、
ホントにこの作品、無料で遊べていいんですかね……？

本作で一連のStrange Manシリーズは完結となるそうですが、
いずれの作品も主人公の内面の葛藤を始めとしてストーリーが深く、
時々ホラーゲームである事を忘れてのめり込む事も度々ありました。
製作者様のホームページではゲームの攻略だけでなく、
エンディングの分岐などについて「何故この選択がバッドエンドに繋がるのか」という
理由付けもしっかり解説されており、物語の部分に心血が注がれている事が強く感じられます。
「ただ怖いのがとにかく苦手」という理由でホラーゲームを避けがちな私自身も、
そのストーリーに魅せられてStrange Manシリーズは完走したいと
1作目のThe Crooked Manをプレイした頃から考えるようになっていました。
現在はシリーズの番外編となる作品を2つ制作中との事なので
そちらも完成・公開された暁には挑戦してみたいですね。

次回予告

今回でThe Hanged Manの配信は完結し、
次からは配信シリーズ第66弾として新しいタイトルに挑戦していきます。
が、何をやるのかはまだ内緒。
全3～4回の短めのシリーズであり、当チャンネルではあまり触れた事のないジャンルですが
ある作品の続編タイトルでもあるので、そちらも楽しんでいただければ幸いです。
そちらが完結した後の予定については3月1日の報告記事でお伝えしようかと……。

それではまた。