5年近く続けてきたゲーム実況をやめる事にした

5年近く続けてきたゲーム実況をやめる事にした

タイトルの通りです。
そう決めるに至った経緯や今後の事について色々と書いていきます。

これまでの実況活動について

FRESH LIVEチャンネルの遺影

まず私LUIが継続的にゲーム実況をやるようになったのは
2016年の7月下旬からでした。今から5年くらい前のことです。
それ以前はニコニコ動画で自身の声を入れない普通のプレイ動画や字幕プレイ動画、
時々ゆっくり実況動画を投稿していたのですが、そちらはまた別の話。

当時私はライターとして、とある企業系ゲーム攻略サイトに寄稿していました。
ある時からその攻略サイトがFRESH! by AbemaTV(後のFRESH LIVE)という
動画配信サイトと提携するようになり、
サイト間の送客に注力する方針を取り始めました。
攻略サイト上ではFRESHで放送中のゲーム実況などが流れるようになったり、
攻略ライターにサイトで取り扱っていた新作ゲームや人気スマホゲームの
プレイ動画や生配信を推奨する……といった感じです。

そうした流れがあって、自分もこの機会にゲームの実況生放送をやろうと決め、
攻略サイト編集部の方に掛け合ってFRESHでのチャンネルを作成しました。
別に実況配信を始めさせるような圧力などは全くなく、自分自身の意思で始めた事ですが
生放送でのゲーム実況を行うにあたって必要な手順だったり、
どういった点に気を付ければいいか、機材トラブルなどにはどう対処すべきかなどを
丁寧に教えていただけてホントに有難かったのをよく憶えています。

 

ラーヴァナ戦

ちなみに当時私が攻略を担当していたタイトルの1つが
FINAL FANTASY Record Keeper(以下FFRK)というスマホゲーム。
元々FFシリーズ好きだった事もあってかなりハマっており、
FRESHでプレイ配信をしている人もほとんどいない状態だったため
このゲームのイベント攻略などを紹介するという形で
最初に生配信でプレイするゲームとして選びました。

しかしスマホゲームのイベントというものは期間がかなり限られているものです。
攻略情報などを記事や動画として早く出す事ができればそれだけ注目されますが、
イベント期間が終われば需要はほぼ無くなります。
そんな動画配信をずっと続けていっても疲れるだけだろうし、
FFRKの配信だけで動画の視聴者を集めるのは難しいだろうな、と感じました。
幸い、FRESHは生配信のアーカイブ動画を無期限で残せるサイトだったため
配信が終わって時間が経ってから見ても楽しみやすい生放送をやろうと思い、
据え置きのハードで楽しめるゲームの継続的な配信も始める事にした訳です。

それじゃあ何をやっていこうかと考えた時に
「FFRKってFFシリーズの総集編みたいなものだからFFシリーズ実況やるか」
とかなり軽い気持ちで思い立ち、その第1弾としてFFⅧの実況を始めました。
それが2016年の8月4日。
冗談気味に「実況でFFシリーズ制覇して俺が真のレコードキーパーになるぜ」
みたいな事を言ったの、今でも憶えています。

 

 

完走したFFシリーズ

……で、気が付いたらFFシリーズを30タイトル、生配信にて完走してました。
FFTAをバーチャルコンソールでやる為にWiiUを買ったりもしましたね……。
私の場合は長時間生配信できる環境にはなく、
1回90分前後の配信をほぼ毎日続ける形で活動してきました。
FFシリーズ一点集中ではなく、合間に他のゲームの実況配信を挟む事もありましたし、
FRESH LIVEがサービス終了を迎えてYouTubeに活動拠点を移すにあたり、
アーカイブを残せなかったタイトルを再走したりもしています(FFⅥとかFFⅧとか)。
コロナが流行り始める前から肺炎にかかったり、
PCを壊したりして活動休止する時もありました。
そんなこんなで、ここに到達するまでに5年近くかかっています。

正直、自分がここまでゲーム実況を続けてこれるとは全く思っていませんでした。
元々私自身は他の方の実況動画を滅多に見ませんでしたし、
実況を始めたきっかけも興味よりは仕事の関係という意識が強かった訳です。
それでも長く続けられたのは、冗談半分とはいえ「FFシリーズ制覇に挑む」という
長期的かつ、どこまで進んだかを実感しやすい目標を最初のうちから掲げていた事や
ニコニコ動画時代から付き合いのある視聴者さんが
実況動画も見に来て下さって励ましてくれたからでした。

最初は抵抗のあった
「自分の声を乗せながら生放送でゲームをプレイする」という行動が
いつしか生活の一部になって、家族も応援してくれるようになりました。
私の喋り方や解説が良いと褒めてもらえた事もあり
自分も意外と実況者として認めてもらえるんだな……と
嬉しく感じる場面もありました。
気が付けば自分はゲーム実況という活動が好きになれていました。

 

ただ、良い事ばかりという訳でもありませんでした。

 

実況をやめる事にした理由とか

(色々書いてたら長くなったので)結論から言うと

「鬱病の兆候が出始めたのと実況活動における限界を感じたから」

です。

 

ゲーム実況者&配信者さん、ならびにゲーム実況が好きな方に知っておいて欲しいのですが
世の中にはゲーム実況(をしている人物)を嫌う人も存在します。
私がゲーム実況を始めるより前から元々活動していたニコニコ動画では
そういった考え方のユーザーも少なくない印象でした。
嫌う理由は様々あると思いますし、そうした個人の好き嫌いは否定すべきではありません。
しかし厄介な事にその感情を態々ぶつけにきたり、
「こういう奴には何をしてもいい」と受け取れるような態度を取ってくる人もいます。

こうした人々が他の実況者さんを攻撃する様子を昔から何度も見ていて
「恐い人たちもいるもんだなぁ」と私は他人事のように思っていました。
と言うのも、まだ本格的に実況活動を始めるよりも前に
ニコニコ動画で数回(片手で数えられる程度)実況や部分的に声を入れた動画を
普通に公開していたのですが、そちらに対しては否定的な声が無かったからです。
……単に認知されてなかっただけだからだと思いますけれども。

そんな記憶も薄れ始めた頃、2019年にエイプリルフールのネタ動画として
ニコニコ動画にいきなり字幕動画ではなく実況動画をUPしてみたところ
一部のユーザーから物凄いバッシングを受けました(肯定的なコメントも貰ってます)。
この直後の自分の心境は「まぁこんな反応もあるわな」と思いつつ
ちょっと反省した程度だったのですが、
それまでは時々受ける程度だったヘイト的なコメントやメールがその日を境に激増しました。
(だいぶ前の雑談配信で愚痴った事もあるので知ってた人もいるかと思います)

ネット上で目立とうとすれば叩かれる事はある、真に受けるべきではないと分かってはいても
繰り返し執拗に非難され続ける事で、次第に無視できないレベルのストレスとなります。
この時の私はYouTubeでの配信活動が中心になっていた訳ですが、
ニコニコ動画での実況動画だけにとどまらず、YouTubeでの活動に対しても非難されました。
「気持ち悪い声だし実況向いてないよ」とか「まだこんな痛い事やってんのか」
みたいな感じで。

自分だけがその攻撃の対象にされているだけならまだ納得できるのですが
攻撃の対象が私の家族だったり、関わりのある人たちにまで及ぶ事まであった訳です。
「〇〇と一緒にいるようになってからお前は~」
「●●が死んだらまともに戻りますかね?」
これはほんの一例&要約したものですが、流石にこうした害意はスルーできませんでした。
そんな状態が何日も何週間も続いた結果、一時期はいきなり身体や内臓に痛みが走ったり、
味覚を感じなくなるレベルまで体を壊してしまったこともありました。

私がTwitterで、ネット上での誹謗中傷に関する裁判の話題を繰り返しリツイートした時や
著名な方が誹謗中傷を受けた末に若くして自殺した事がニュースとなり
ネット上での攻撃行為が一層批判されるようになってからは
私への中傷もかなり減ってきた(完全に止まってはいない)のですが、
最近急に、かつて私に向けられた攻撃的な言葉がフラッシュバックするようになりました。

 

話は急に変わりますが、再び実況活動について。

時々厄介な人に絡まれたり、体調を崩したりしながらも
先述の通り実況活動は長く続けてくる事ができました。
最初は「仕事の記事のPV増加に繋がればいいなー」程度に考えていたのが、
次第に楽しく感じながら続けられるようになり、
定期的に配信を観に来てくれる人も徐々に現れました。
活動を続けていく中で機材などの支援をしてもらえる事もあり、
そうした方々の期待に応える為に
チャンネルデータの統計を見たり、自分なりの伸ばし方を研究したりして
とにかく1人の実況者として成功できるようになろうと躍起になりました。

しかし結果を出す事はできないままでした。
この辺りの悩みとか葛藤とかは過去の日記にも書いてきた事なので
そのままコピペして載せておきます。

実況配信を始めた当初から、ひとつの大きな目標として
「FFシリーズをやり尽くす」と宣言して以来、今まで活動してきました。
FRESH LIVEのサービス終了にあたって一部のアーカイブ動画を残せず、
YouTubeで再走するなど遠回りになるような場面があったものの、
先月ようやくオフラインのFFナンバリング(11&14以外)を完走しつつ
29タイトルのシリーズ作品を配信内でやり遂げました。

しかし、それでも注目される事はありませんでした。
昨今のFFシリーズに関連するTV番組でネット上が盛り上がりを見せたり、
FFシリーズを一通りプレイした方が大きな注目を受けて
ゲームの製作関係者や声優さんからもお祝いの言葉を貰っているのを見て
自分も頑張り続ければ話題に上がれるはずだ、と希望を抱いて
ここまで活動を続けてきましたが、駄目だったようです。

ただ、私の活動が注目されない理由は
単純に「面白い内容にできていない」からなのは明白です。
だからSNS上で広めてくれる人もほとんど現れません。
コメントや高評価をお願いしてもなかなか実行に移してもらえません。
観てくれる人にとって、その内容が価値のある・楽しめるようなものであれば
わざわざお願いしなくても自然と拡散され、評価されていきますが
今の自分が生み出すものはそれだけの価値が無く、関心も集まらないという事です。

ゲーム実況を始めたばかりの自分は声のトーンも暗く、機材も安物ばかりで
プレイするゲーム自体は名作であっても、動画全体の質を悪くしていました。
そこから喋り方やペースを自分なりに研究して少しずつ改善し、
また活動を応援して下さった方から機材を支援してもらった事もあって
以前よりも観やすくなった今の形に変化しています。
私自身、昔の自分と比べて成長できていると確信していますが、
それでもまだ私に足りないものは多く存在するようです。
私はこれを克服しながら、もっと上を目指していかなければなりません。
しかしながら、現状に只ならない悔しさを感じているのも事実です。

昔の自分だったら、評価や反響などは気にせず
自分が実績を積み上げていく事に満足しながら活動していたでしょう。
しかし今の自分の活動は私一人で築き上げているものではありません。
配信活動などの為に時間の都合を合わせてくれる家族がいますし、
直接会った事も無い私を応援するために身銭を切って機材を支援して下さった方もいます。
私はそんな人々の意思を無駄にしたくはありません。
私自身が楽しむという事も活動を続けていく上では大事だと分かっていますが、
それと同時にしっかり成果を出せなければ、無価値なまま終わるだけです。

このコピペ元の日記を書いた後、しばらく配信休止し
他の事で何かYouTubeのチャンネルを盛り上げていけないかと模索していました。
そして翌月、配信画面のレイアウトを変えつつ生配信を再開したり
実況動画を継続して公開していったりもしたのですが、
やはり大きな変化をもたらす事はできませんでした。

なかなか伸びずに悩んでいると、先述の私に対する実況活動への非難の声が
不意に記憶から呼び起こされる事があります。

「二度と声を聞かせるな」
「お前は向いていない」
「お前のせいで不快になった」

これらの声は、今の私に向けられたものではありません。
過去の自分に向けられたものです。
しかし記憶から甦った言葉は私を苦しめ、意思や行動を邪魔してきました。

私が昔読んだアドラー心理学の本には
「過去の出来事を理由にして今を悩むのは甘え(意訳)」
みたいな事が書かれてあります。
それを思い出して冷静になって考えたら、実況活動が上手くいかないのも
過去にそうした攻撃を受けるきっかけを作ったのも
結局は自分の配慮や実力が足りていないからでした。
そう考えると現状を正面から受け入れる事ができました。

しかし、批判の声を受け入れようとしたとき
同時に私に向けられた、「批判の域を超えた理不尽な言葉まで受け入れるのか」と
自分の中で強い葛藤とも疑問とも言えない苦しみに苛まれました。
批判と害意は切り離して受け止めていけばいいだろう、と思うかもしれませんが
私の中ではそれらがひとつの巨大な塊のようになっているイメージなのです。
ここは文章でどう表現すればいいのか分からない……。

成功しないのは自分に足りないものが多いから。

自分を責める声が無ければ自分の至らなさに気付けなかった。

じゃあ自分の周りの人達にまで害意を向けられるのも正しかったのか?

そんな筈はない。そこまで攻撃してくる奴らを許せる訳がない。

自分を苦しめているあいつらが意思を阻む。手を止めさせる。

違う。自分が変わらなければ何も解決しない。

自分が力をつけなければ成功できない。害意を向けた奴等に仕返しもできない。

では自分はそうした目的や欲求を満たすためにここまで活動したのか?

それは違う。自分は―――

 

 

そんな事を何週間も何か月もぐるぐる考えながら過ごしていたら、になりました。

 

鬱病にかかる事自体はこれが初めてではありません。
というか、今この記事を作成している時点では鬱病と言えるレベルでは無いでしょう。
ただ、家族との会話さえ上手くできない・続かない状態ですし
本やネット上の記事を読んでも目が文字の上を滑っていくような感覚で
内容をちゃんと理解できない、というか頭が理解しようと働かないため
放っておくのは不味いなと感じています。
ちなみにこの記事、この部分まで6000文字弱の文章を打ち込むのに
普段なら2時間もあれば十分なところが3日かかっています。
それぐらい頭というか意思が機能しません。

幸い(と言っていいのか)身体的な症状は今のところ軽微なもので、
普段以上に身体が疲れやすいとか、食欲があまり湧かない程度です。
症状回復や運動不足を補うために朝の散歩も薦められました。
しかし悪化すると私への中傷が酷かった時期のように
急に内臓が痛んで動けなくなったり、味覚がなくなる可能性もあるでしょう。
コロナ禍のいま、そうした症状まで出始めると
鬱病やストレスによる症状なのか、コロナに感染したからなのかの判別も難しくなり
いずれにせよ入院するなど身動きが取れなくなってしまいます。

ただでさえ地獄のような環境で仕事をしている医療関係者の方々や
家族にも大きな負担になるというのは絶対に避けたいので、
そういった人々や自分自身を守るために、実況活動をやめようと決めた訳です。
実況活動を応援してくれた方々にはお詫びしたい気持ちでいっぱいですが、
どうかご理解いただければと思います。

 

今後について(これからやりたい事とか)

こちらも先に結論から言うと
「ゲームの攻略サイト・ファンサイトを作りたい」と考えてます。
かなり前から視聴者さんには言ってた事ですが、
なかなか実行できずにいたのでこれをきっかけに再出発する事にしました。

 

最初は配信とかこうしたブログでの報告とかを投げ出して
いきなりネット上から消えてしまおうかとも考えました。
でも明確に区切りを付けるべきだと思い直し、自分の中で整理をつける意味でも
ここでハッキリ「実況は止める」と伝える事にしました。

しかし、やはり今まで頑張ってきた事を無駄にしてしまうのも癪です。
それを悩んでいたところ、ふと

「なんで自分は動画活動を始めたんだっけ」

と考え始めました。

FRESHやYouTubeでゲーム実況者として活動し始めるよりも前、
ニコニコ動画で普通のプレイ動画や字幕動画を作っていたよりも更に前の私は
ネットの某大型掲示板でコテハンとして勝手にゲームの情報をまとめたり
攻略情報を集めて紹介したりしていました(その所為で叩かれる事もあった)。
当時からLUIと名乗っていたので人生の半分以上はこの名前で生きてますね自分。

それはさておき、更に昔のチビっ子時代の頃からも言える事なのですが
今に共通して感じているのが「同じゲームが好きな仲間と楽しみたい」ということ。
YouTubeやニコニコ動画が台頭するよりも前の時代、
ネットが普及し始めてもまだオンライン動画というコンテンツがメジャーではなかった頃
私がネット上で楽しさややりがいを感じていたのは
「自分の好きなゲームの情報を共有する事」だったのです。

特に私の場合、中学生の頃からゲームセンターに置いてあるような
ガンシューティングのゲームに凄くハマっていました。
しかしガンシューティングは家庭用ゲームと比べてマイナーですし、
もっと言えばゲーセンの中でも格ゲーやメダル、音ゲーなどと比べても人気は劣っています。
そのため、プレイ人口がかなり少ないんですよね。
だからこそ同好の士と交流するのは凄く楽しかったし、
攻略情報などを自分なりにまとめて他のプレイヤーの役に立てるという事に
生き甲斐みたいなものを感じていたのです。

時が流れて動画投稿・配信が一般的になってきてからは
やはり同じ趣味の人に存在をアピールしたいという目的で
ガンシューティングゲームの動画をUPしていきました。
その流れでガンシュー以外のジャンルのゲームの動画も作るようになり、
攻略に役立ちそうな部分なども付け加えるようにもしました。
ニコニコ動画時代からの視聴者さんの中には
「マイナーなゲームの攻略情報を探していたらLUIさんの動画に出会った」
といった方もいて嬉しかったですね。
やっぱり自分がやりたいのってこういう事なのかもな、と感じました。


ここで当記事の最初の部分に話が戻る訳ですが、
私がゲームの実況配信を始めたのは「仕事として攻略情報を発信するため」でした。
最初はハメを外し過ぎると私が寄稿していたサイトにも色々迷惑が掛かるかなと思い
かなり淡々と喋りながらの実況を心がけ、私自身もそれなりに楽しんではいたのですが
別に面白おかしくやってもいいような空気になってからは
チャンネルの人気を集めるために実況していくように移っていきました。
当時のFRESHってランキングに応じた特典とかキャンペーンもありましたし。

で、「攻略情報を伝える」というところから
「楽しんでもらう・面白さを認めてもらう」ところに徐々にフォーカスしていき
ゲーム実況という活動に情熱を注いでいったのですが、結果はこの有様でした。
視聴者さんに楽しんでもらうとか、面白いなと思われるために
そうした部分を伸ばしていこうと考えた自分は間違っていなかったと思っています。
ただ、センスが圧倒的に足りていませんでした。

センスは磨けば伸ばしていけるのは間違いありません。
しかし自分なりに研究して、5年近くかけて磨いても思うところには届かなかった訳です。
「それでもLUIさんの実況は面白い」と言って下さる方もいたとはいえ、
自分よりトークやプレイの魅せ方が上手い実況者さんが同じゲームを実況すれば
絶対にそっちの方が楽しいはずなんですよね。
他者と比べるのはナンセンスな部分もあるものの、
そこは現実として受け止めなければなりません。

このままセンスを磨き続けて高み(?)を目指すか、
自分の価値基準を変えて実況者としての競争を降りるかを選ぶにあたって
やはり自分が進みたい道を選びたいと考え、私は後者を選択することにしました。


しかし、だからこそ苦境の中で実況活動をしている人を応援したいな、
という気持ちもかなり強く感じています。
私はFFシリーズの制覇を目指すとか、ガンシューティングを布教するとか
そうしたテーマをもって動画を発信してきたのですが
私以外にも似た目標を掲げて努力し続けている方はたくさん存在します。
私の努力は実らせることができなかった。凄く悔しかった。
でも他者の努力を実らせる手伝いはできるはずなんです。

YouTubeで活動している誰かを応援する、という場合
チャンネルを登録する、動画の高評価やコメントを送る、SNSで拡散するなどの手段があります。
お金に余裕があればライブ配信にスパチャするとか、
公開されている欲しいものリストから何か支援品を贈ったりもできるでしょう。
これに加えて私ができそうな事と言ったら、
元々私が好きでやっていたゲームの攻略をまとめたサイトを用意する。これだと思います。

一応言っておきますが、ゲームの攻略情報をその実況者さんに直接教えるのではありません。
それだとただのネタバレや指示厨みたいになって煙たがられるだけですし。
じゃあどうするのかと言うと、まず私が何らかのゲームの攻略情報をまとめたサイトを作成して
そこに攻略情報を求めてアクセスした人が、そのゲームの実況者を見つけられるようにする……
という、割とまわりくどい応援方法を考えています。

企業系ゲーム攻略サイトで仕事をしていた時に感じたのですが、
ゲームの攻略情報を求める人というのは、文章や画像だけでなく
動画で実際にその部分を見たいと考えている人が意外と多いんですよね。
同時にその人は攻略情報が必要なゲームへの興味が強いor好きだという傾向もあるので
それこそ私のように「同じゲームを楽しんでいる・頑張っている人」にも多少興味が向く訳です。
ここで「このゲームを実況している方はこちら」みたいな感じで紹介しておき、
プレイ動画を観てもらうことができれば、
発信者としてまず一番重要な「存在(活動)を知ってもらう」という事に繋げられるでしょう。
動画を面白いと感じるかつまらないと感じるかは観た人それぞれですが、
認知を広めるという意味では効果があります。
実際に私の攻略記事から動画活動を知って、以来配信を覗きに来て下さる方もいましたしね。

あと、ここはお世話になってた企業系攻略サイトへの悪口みたいになりますが
やっぱりあの手のサイトは情報をとにかく早く出して利益を得る事を重視しますから
ユーザーが求める攻略情報がかなり雑なまま放置されてたり、
酷いと全然違う情報が当然のように掲載されている事も度々指摘されてるんですよね。
「この記事書いた奴エアプか?」と疑ったことのある人、私だけじゃないと思います。
そういう不快感・不信感を与えないためにも、自分は実況配信をやると申し出て
実際にプレイするところを紹介したり、記事のフィードバックを求めたりしてました。
私がこれから立ち上げる攻略サイトも、記事や画像に加えて
私自身の動画(過去の実況動画や声無しの解説特化の動画)を用意して
情報そのものの信頼性を高くしていきたいと考えています。

ちなみに今の時点で自分が攻略を纏めようと考えているタイトルは
最新のゲームではなく、これまでに私が実況してきたタイトルの中でも
特に旧いものが中心になってくると思います。
理由は色々とあるのですが、敢えてニッチ・マイナーなものから作りたいですね。
ゲーム実況やプレイ動画って新作のゲームのものが好まれますが、
RTAなど極端なやり込みプレイで旧い作品が再注目される事も少なくありませんし、
そうした動画を作りたい人達の役に立てたらいいな、と考えてます。

最後に

私はゲームの動画活動を続けていく中で、
いつでも気軽に話し合ったりできる仲間がほとんどいませんでした。
動画を観たり、生配信を見に来てコメントしてくれる視聴者さんだけではなく、
「自分と同じ活動をしている仲間」がたくさんいれば
リアルな悩みを相談し合うとか、切磋琢磨してセンスを磨いていく事もできて
もっと長く実況活動を続けていたのかもな、とも思っています。

自分は子どもの頃から友達が少なく、
孤独には慣れていたどころかむしろ望んでいた節がありました。
そんな考え方が大人になった今も心のどこかに残っていたのでしょうか、
「他の実況者さんに挨拶しておきたいけど動画を観に行く暇が無いや」
「自分が声をかけたところで無名な自分は相手にされないだろう」
と勝手に自分で理由をつけて
どうにか1人で進み続けようとしてしまいました。
元を辿れば、それがこれまでの活動の中での一番の失敗だったのでしょう。

どんな時代であれ環境であれ、人は独りでは長生きできません。
ここで言う「生きる」は肉体的に生きているという意味だけでなく
「夢を追う」「意志を貫く」みたいな意味でも捉えてもらいたいのですが、
独りでいるのをやめる事ができれば、やめようと努力できるようになれば
その人は生き延びていけると思うんです。
自身の意思で独りのまま生きて、そのまま死を迎えたいと言う人がいるとしても
本心からそれを望んでいないのであれば、
心を開き、時間を割いてでも孤独である事をやめるべきです。

 

私はここでひとつの挑戦を諦める訳ですが、
同じ轍を踏もうとしている人を少しでも助けられたら、と思っています。
その為に新たな挑戦として、ゲームの攻略サイトやファンサイトを作ろうと決意しました。
独学しただけの素人なので形になるまで時間はかかるでしょうが、
完成の暁には色々とご意見をいただければ幸いです。
進捗はなるべくTwitterやこのブログなどでお伝えしていきますので……。

なにぶん、鬱病になりかけの頭で書いた文章なので
読みづらい部分も多々あったかと思います。
ここまで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
最後に、私の座右の銘にもしている映画「ジャズ・シンガー」の台詞をもって
この記事を締め括らせていただきます。

 

『お楽しみは、これからだ』

 

2021年5月19日  LUI