トリガーハッピーが配信する天地創造 #7

【あらすじ】
アークはフリーダムから彼を追ってきたペルルとともに、
ユンコウの西にあるドラグーン城へ向かった。
ペルルが入り口の見張りの注意を引き付けている間に
アークは場内へと進入し、奥へと進んでいく。
地下牢の中で地裏のエルが捕らえられているのを見つけ、
アークは彼女のもとへと駆け寄ったが、
それはメイリンが生み出した幻だった。
メイリンはアークに振られたことを根に持っているらしく、
今はウォンに雇われており、彼にアークを閉じ込めるよう命じられていると話し
地下牢の入り口を塞いでどこかへと去ってしまう。

しばらくして、地下牢の吹き抜けから誰かの声がするのを聞き、
近寄って声に応えると、声の主はフィーダであることが分かった。
フィーダは上からアークを救い出すと、エル王女をすと助けるためにここに来たと話し
まだ調べていない城の東側へ向かうと言ってその場を後にする。
アークも後を追い、東側の書庫へと向かったが
そこで再びメイリンによるエルの幻に囚われてしまった。
しかしフィーダがアークに強く呼びかけたことで幻から解放され、
2人は書庫から出ようと踵を返す。

書庫から出ようとするも、通ってきたはずの入り口がいつの間にか塞がっており
アークに幻を見せていたメイリンもアーク達とともに閉じ込められていた。
どういうことなのか困惑していると、部屋にウォンの声が響き
アークを閉じ込めるというメイリンの役目が終わったと告げ
全員をそこから出られないようにしてしまうのだった。
ウォンに裏切られたことで取り乱すメイリンに対し、
フィーダはメイリンがアークにした事と同じだと言い放つ。
メイリンが泣きながら反省し始めると、正面の壁が崩れその奥からペルルが現れた。
ペルルは「壁の奥から女の子の泣く声がしたから」とここに来たらしく、
直前までの3人の不安をよそに、楽しそうにスケボーで走り回りながらその場を去る。

すっかり反省したメイリンはアークに城の奥へ続く隠し扉の仕掛けを教え、
それを頼りに西側の奥へ伸びる通路を進むと、
その先の部屋で捕らわれていたエル王女を見つけ出した。
しかしそこに用心棒として雇われていたロイドが現れ、アークを仕留めようと迫る。
これを見たフィーダはロイドを足止めし、アークにエル王女を連れて逃げるよう告げ
2人は途中で合流したメイリンとともに城の水路からの脱出を図るが
エルはフィーダを見捨てられないと言い、1人で隠し通路に留まった。
フィーダと合流したらすぐに後を追うというエルの言葉を信じ
アークは脱出しようとするが、突然ドラグーン城が崩れ始め
アークとメイリンは水路から城の外へと流されてしまうのだった。

【あらすじ】
ペルルから金属の値段が下がってきたという話を聞き、
アークはウィルの飛行機を見にニアレイクへと向かった。
ウィルは新型の飛行機を既に完成させており、
アークにも飛行機を操縦できるよう準備していたため
これに乗ってアークはユーラシア大陸の北部の町・グランドモスクへと向かう。

グランドモスクでは天才科学者のベルーガを崇める白い教団が存在し、
ベルーガはここより南の研究所内でコールドスリープ状態にあるとも話していた。
研究所に入ったアークは機械を操作しながら奥深くへと進んでいき、
ガードロボットのルシファーⅧを倒した先の区画で
コールドスリープ装置から目覚めたベルーガを見つける。
ベルーガはアークに研究所内のカプセルに入ったゾンビを見せ、
不必要な人間を地表から抹殺し、必要な人間だけを生き永らえさせることで
理想の世界を築き上げるというゆがんだ思想をアークに語るが、
アークはそれに反発し、ベルーガに食い掛った。
しかし、それに反応したベルーガの護衛メカがアークをすぐさま攻撃し、
アークはそのまま気を失ってしまう。

復活を遂げたベルーガは細菌兵器を使い、ネオトキオの人々を全て消し去ってゆく。
その一方でアークは死に瀕しており、
自分が今まで戦ってきたのはこのベルーガを蘇らせるためだったのかと苦悩するが
そんなアークにクマリがテレパシーで語り掛け、
傷付いたアークを救うべく、神通力でラサの村へと運ぶのだった。