トリガーハッピーが配信する幻影異聞録＃FE #2

【あらすじ】
樹とつばさは、斗馬に案内されて舞子の言っていた「アジト」を訪れた。
そこは霧亜も所属するフォルトナ芸能事務所であり、
表向きは芸能事務所、裏ではミラージュの起こす事件を調査する組織として活動していると
斗馬は2人に説明する。
事務所内のドアの先はビルの中とは思えない神秘的な空間が広がっており、
そこにはウタロイドとして人気を博すチキがいた。
チキの存在も表向きは作曲用のソフト、およびキャラクターとして知られているが、
その正体はクロムやシーダと同じミラージュであり、
フォルトナ事務所内にあるこの空間・ブルームパレスにて
ミラージュを強化する儀式「ユニティ」を行える存在として仲間を支えているという。

チキとの会話やユニティの説明を受け、事務所に戻ってきた樹たちは
同じく事務所に戻ってきていた舞子から
つばさをアイドルとしてデビューさせる事に決めたと聞かされる。
急な決定に不安を感じるつばさだったが、
芸能活動を続けていけば霧亜と会える機会も増えると言われた直後に快諾し、
早速渋谷の芸能塾にて後日レッスンを受ける事となった。
そのレッスンには樹も参加するよう言われ、樹は困惑するが
芸能人としての行減力を磨く事はパフォーマをより輝かせる事にも繋がると言われ、
樹もそれに従い、渋谷へと向かった。

レッスン場で2人を待っていたのは、元有名ギタリストのバリィ・グッドマン。
かつては霧亜のライブにも共演した事がある人物だったというが、
現在は日本のアニメ文化にハマっており、
フォルトゥナ事務所所属のコーチとしても活動しているという。
バリィは2人を陽気に迎え入れつつも、レッスンを続けていくうちに
つばさの歌声には感情が込められていないと指摘し、その場を去ってしまった。
落ち込みながらもつばさもレッスン場を後にしたが、
彼女と入れ替わるように霧亜が現れ、樹の悩みに耳を傾ける。
話を聞いた霧亜は、樹に渋谷で行われるライブチケットを手渡し
樹やつばさにライブから学べそうなものを感じ取って欲しいと告げるのだった。

【あらすじ】
樹はつばさに霧亜のライブチケットを貰った事を伝え、
ライブ当日に斗馬とともに渋谷のライブ会場へ向かう。
ライブでの圧倒的な表現力を持つ霧亜の姿を見たつばさは、
彼女を目標に芸能活動を始める決意を固め、つばさ自身のパフォーマもより強く輝き始めた。
ところがその直後、ライブ会場一帯が突然暗闇に包まれ
周囲の観客たちが徐々に活力を奪われて倒れ始める。
ステージ上にはミラージュに操られていると思しき女性の姿もあり、
霧亜はそれを止めようと攻撃を仕掛けるが、女性の顔を見て動揺し始めた。

樹とつばさ、斗馬もステージ上に駆け上がると、
操られている女性が5年間行方不明だったつばさの姉、織部彩羽であることが判明する。
霧亜は彩羽の放った攻撃からつばさを庇って負傷してしまい、
つばさは姉が敵に操られている事、霧亜が自分のせいで負傷した事にショックを受けるが
霧亜はそんなつばさを叱咤激励し、彩羽の後を追うように訴えるのだった。
霧亜を舞子に任せた樹たちは、106ビルに出現したゲートから奥へ進み
幻想106へと足を踏み入れる。

幻想106は複数の階層に分かれており、樹たちがミラージュを倒しながら上を目指していると
1人の男がミラージュに狙われている所に遭遇した。
ミラージュを倒して男を救い出すと、斗馬はこの男が敏腕プロデューサーとして有名な
旗中ヤツフサという人物であることに気付く。
旗中は樹たちに感謝しつつ、何が起きているのかを尋ねてきたが
詳細を教える訳にもいかず、ひとまず外へ出る道を教えておき
旗中を外へと脱出させるのだった。