俺たち、やったぜ!
本日のプレイ内容
クリスタルタワー

前回、クリスタルタワー内の宝箱を全て回収してからモンスター図鑑埋めに戻った主人公達。
図鑑の抜けは残すところ最終盤に登場するモンスターだけとなっており、他を埋めていく過程で全員のLvは50を超えたため、『歴戦の強者たち』のトロフィーもゲットできました。
これならもうザコ敵は恐くないだろうという事で、改めてクリスタルタワーの上階へ。
8Fにはドラゴンの像が並んでおり、その奥には大きな鏡がありましたが、一行の姿が映し出されると呪いで動けなくなってしまいました。どうやらザンデの罠だったようです。
このままでは動き出したドラゴンに襲われる……といった所で、魂だけの存在となったドーガが助けに来てくれました。

呪いを解くことができるのは5つの光の心をもった者だと語り、ドーガは世界各地を飛び回ってかつての仲間を集めていきます。
その仲間は、かつて主人公達と行動を共にしたサラ姫・シド・デッシュ・アルス王子……そして4人組じいさんの1人。
最後の1人だけ斜め上だったりデッシュが生きていた事に安心したりと感情を揺さぶられるのも束の間、駆けつけた仲間たちのおかげで一行の呪縛は解け、魔王ザンデに戦いを挑みます。

ザンデの攻撃はメテオやクエイクといった、全体に大ダメージを与えてくる魔法が中心。なのでこちらもMPはケチらず、導師のケアルダで回復を入れながら削っていきました。
被ダメージはプロテスを入れておけば充分耐えられるレベルだったため、それほど脅威には感じなかったように思います。エウレカで戦ったスキュラみたいに単体特大ダメージの魔法メインだったら危なかったかもしれません。
こちらのレベルが高く、装備も強いもので揃えていたため意外とあっけなくザンデに勝てました。魔王が聞いて呆れるな!!

……と思ったら、ザンデが呼び出そうとしていた暗闇の雲が遂に顕現。
世界の全てを無に還そうとする存在のようで、まずは光の力を持つ主人公達を消そうと襲い掛かってきます。
ザンデとの連戦はちょっとキツい……と思いつつ応戦しますが、敵が初手で放った波動砲でまさかの全滅。全員が6000くらいのダメージを受けて倒れました。普通に体が消し飛びそう。
瀕死の主人公達のもとへドラゴンを抑えていた仲間たちが駆けつけ、更に魂だけとなったドーガとウネが自身の魂を分け与えた事で一行は蘇りましたが、2人は最後に主人公達が為すべきことを告げて消えてしまいました。
闇の世界にいる暗闇の雲を討つべく、一行は最後の戦いへと赴きます。燃えてくる展開ではあるんですけど、ラスダン本当に長くない……??
闇の世界

闇の世界はダンジョンのような構造ですが、ここまで来るとテレポでの脱出はできません。あとは進むだけとなります。
が、いきなり中央の階段から先へ進んで最奥部にいる暗闇の雲に戦いを挑んでも勝つことはできず、全滅してやり直しが確定します。ピクセルリマスター版ならオートセーブや中断セーブができるので大したロスにはなりませんが、従来のFF3だと……(絶望)
なのでまずは四方向に延びている道をそれぞれ進んで行き、その先にある闇の世界のクリスタルを解放しなければなりません。
途中にはリボンが入った宝箱もあるので人数分確保しておきたいところですが、宝箱には恐ろしいことにザンデクローンも潜んでいるため簡単には入手できません。オリジナルのザンデほどのしぶとさでは無いものの用心しておきましょう。

4つのクリスタルにはそれぞれボスとしてケルベロス(左上)、2ヘッドドラゴン(右上)、アーリマン(右下)、エキドナ(左下)が取りついており、これらを倒さなければクリスタルを解放できません。
アーリマンとエキドナは強烈な全体魔法攻撃が多く、2ヘッドドラゴンは後衛のキャラさえ一撃で沈めるほどの超火力が厄介ですが、ケルベロスは強めの魔法を使ってくる程度なので楽でした。
なので闇の世界の攻略順は左上から時計回りに進めていくのが良いかもしれません。エキドナはデスで即死させてくる事がありますが、全員がリボンを装備しておけば回避可能なので安全に戦いやすくなります。まぁ今回はよりによって最初に挑んでしまった訳ですが。
ボスを倒すとクリスタルが解放され、同時に囚われていた闇の戦士も救い出せました。彼らの話によれば、光と闇のバランスが崩れると暗闇の雲が現れて全てを無に還すのがこの世界の摂理なのだそう。
しかし希望の力でそれらのバランスを正せば世界の消滅は避けられるとの事です。まさに王道。
ちなみにボス撃破後にクリスタルを調べるとHP・MPを全回復できるので、各ボス戦ではMPを気にせずガンガン魔法を使いまくっても大丈夫です。エリクサーはラスボス戦にでも取っておきましょう。

4つ全てのクリスタルを解放し、あとは暗闇の雲にリベンジしに行くだけとなりましたが、その前に最終フロアの手前でザコ敵探しを。
闇の世界でも魔物とエンカウントする訳ですが、その魔物のうちダブルドラゴンとヒュドラはこのフロアにしか現れません。しかもヒュドラは出現率が低めです。
一度倒しさえすれば図鑑に登録されるので、撃破済みの敵が出てきたらすぐ逃げればOKですが、それでもヒュドラと遭遇するまでには数分かかりました。まぁ1のデスマシーンなどよりは遥かにマシですけども……。
ともあれ、これでモンスター図鑑の空きはラスボス・暗闇の雲だけとなったのでいよいよ最終フロアへ。
最後の戦い

闇の世界の最奥部には暗闇の雲が。またも一行を消し去ろうとしますが、今度は助けた闇の戦士たちが捨て身の攻撃を仕掛けた事で敵は弱体化。
とどめを刺すため、今度こそ最後の戦いとなります。

弱体化した暗闇の雲の波動砲は、プロテスを入れた状態だと前衛が1600程度、後衛が900程度のダメージとなっていました。なので毎ターン導師がケアルガを全体掛けするだけで充分カバーできる範囲内。
ナイトと忍者の2人にはヘイストも入れた上でひたすら切り刻んでもらい、賢者はフレアを連発しつつ合間にエリクサーでMPを回復するといった形で戦いました。いつの間にかエリクサーが20本以上手元にあったので、もうちょっと道中で使っても良かったかな……と思ったり。
ボスのHPは12万程度とラスボスに相応しい体力ですが、事故が起きにくい行動パターンだったのでかなり気持ち的には楽に戦えました。ターンの終わりと次のターンの初めとで連続して波動砲を受けるリスクはありましたが、運が良かったのかそういった被害は無し。
15ターンくらいの長丁場の末、ようやく削り切って倒す事ができました。撃破後に気付いたんですが、忍者に手裏剣投げさせておけばもっと早く片付いてたかもなぁ……。
エンディング

主人公たちの活躍によって暗闇の雲は消滅し、世界が無に還される危機は去りました。
クリスタルタワーに戻って勝利を報告し、それぞれの住む町へと帰る一行。
前作のFF2では多くの仲間が戦いの中で散っていったので寂しく感じる所もあったエンディングでしたが、FF3はみんなで帰って、そしてそれぞれに迎えてくれる人がいるというのが本当に良いですね。
ちなみにデッシュが帰った先はシドと同じカナーンの町。置いてきた恋人を気にかけていたようです。良い奴じゃないか……。
そしてそんなデッシュ達を見て奥さんとイチャつこうとするシドも良い。

最後は主人公達の暮らすウルの村へ。村人たちも総出で迎えてくれました。
そして世界に光が溢れ、物語は幕を閉じます。
主人公達は旅を通じて心身ともに成長したものの、やはり子どもである事には変わりない訳で、それこそがエンディングでも語られていた「希望」に繋がってくるんだなと思っています。
子どもは大人以上にこれからも精神や肉体の成長や様々な事を経験していく余地、すなわち未来がありますからね。
私の個人的な意見ですが、FF3は全体的に「子ども達が世界中を冒険している」という印象がとても強くて、そこが本作の魅力だとも感じられます。
「こびとのパン」「きんきらの剣」「ラッコのあたま」みたいなアイテムの名前だったり、明るく楽しげなBGMが多かったり。FF2は暗い話が多かったので今回は明るく、みたいな狙いがあったのかもしれませんけれども。
歳を重ねて大人になってから改めてプレイして本作の魅力を再認識できた事は、自分にとっても良い体験となりました。FF3はいいぞ。
残りのトロフィー回収

……という訳で、FF3もエンディングを迎えてラスボス撃破のトロフィーや図鑑100%のトロフィーも獲得できました。
が、何故かプラチナトロフィーが獲得できていませんでした。
おかしいなぁと思いつつ何のトロフィーを獲得できていなかったのかを確かめてみると、全ての場所を訪れる事が条件の『探求の冒険者』だった模様。
でも寄り道含めて全部の場所は訪れてなかったっけ……? 入れる期間が限られている生きている森にも寄ってましたし……
取り敢えずクリアデータをロードし、こびとのパンをかじって地図を確認。すると……

……ん?(注:マップ北東の大陸西岸)

まさか……

ここかぁぁぁぁぁ!!!!!
……そう、世界各地に点在するチョコボの森のうちの1つに寄り忘れていただけでした。
FF2と違って本作は結構な数のチョコボの森があるので見落としてしまいがちなんです……普通は寄らないような場所にも隠れてますし。それこそ最後に見つけたここみたいに。
何はともあれ、これでようやく最後のトロフィーを獲得でき、同時にプラチナトロフィーもゲットできました。
締まらないけどチョコボと一緒に記念スクショを撮れたのでヨシ!!
最後に

トロコンを達成したところで、プレイ日記第3弾・FINAL FANTASY Ⅲ(ピクセルリマスター版)はこれにて完結です。
以前生配信でPSP版のFF3をプレイした時は一部のボスにかなり手こずって進行が遅れたこともあり、ピクセルリマスター版も同じところで引っかかるかも……と当初は心配していました。
が、主にジョブの熟練度が上がりやすくなったおかげで攻略は結構スムーズに進んでおり、なおかつ難易度バランスも丁度良くまとまっていたので最後まで気軽に楽しむ事ができました。
PSP版は主人公達が固有キャラになっていたり、それに伴う追加シーンがあったりでストーリー部分が一層面白くなっていたのでそちらも魅力があるのですが、ゲーム性の部分を主に楽しみたいのであればピクセルリマスター版のFF3はお薦めできます。
時限要素があるとはいえ、トロコンもさほど大変じゃありませんでしたしね。デスマシーンやテツキョジンみたいな超レアエネミーがいないだけでかなり安心できます。ホントに。
次回のプレイ日記シリーズは、また2~3日ほど空けてからスタート予定です。
ボリュームからして年内には余裕をもって完結できるはず。恐らく今年最後のプレイ日記シリーズとなるでしょう。次回もお付き合いいただければ幸いです。
それではまた。

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