ここからが本当の始まりだ!!
本日のプレイ内容
フィン城 ~ ディスト城

帝国のダークナイトだったレオンハルトを反乱軍に加え、地獄から蘇った皇帝を倒す事を決意したフリオニール達。
ヒルダ王女達と話をしていくうちに、パラメキア城の跡地に出現したのは地獄の宮殿・パンデモニウムであることや、ミシディアの東にジェイドと呼ばれる魔物の通り道があることを知りました。
パンデモニウムは外から入る事はできないため、どうやらジェイドを通って地獄へ向かうしか無いようです。
ここで【ジェイド】の言葉を記憶。作中に登場する記憶可能な言葉はこれが最後であり、漏れが無ければその時点で『追憶の旅路』のトロフィーを獲得できます。

飛空艇に乗ってジェイドの入り口へ向かう前にディスト城へ。
まだ城に残っていたエリナにリチャードの死を伝え、【竜騎士】について尋ねると竜騎士団の最高の宝であるエクスカリバーを渡してくれました。
攻撃力100に加え、あらゆる敵の弱点を突ける非常に優れた剣です。ピクセルリマスター版ではこの剣を手に入れる事で『最高の宝剣』のトロフィーも同時にゲット。
その後エリナとカインの親子はディストを離れ、別の地で暮らすと言って去っていきます。カイン君は立派な竜騎士になってほしい。
ジェイド

エクスカリバーを手にしたら、ミシディアの東に現れた泉のような場所からジェイドに入ります。
終盤のダンジョンなだけあって敵は強いし、ハズレ部屋も複数あるので突破するだけでも結構キツめ。
エンカウントOFFで突破するのもアリですが、ボス級のモンスターが入った宝箱もいくつかあるため油断は禁物です。中のモンスターはトードなどですぐ終わらせる事もできますけども。
敵が入っていない普通の宝箱もそれなりに置かれてあり、特に地下4階北側の小部屋にあるイージスの盾、地下5階北のドア付近にある守りの指輪はかなり強力。取っておいて損はありません。

そんな魔境めいたジェイドですが、地下3階の滝の裏にはなぜか魔法屋がいます。ほんと何で?
原作やGBA版などでは存在に気付きにくいのですが、ピクセルリマスター版では滝の後ろが透けて見えるので分かりやすくなりました。ちょっと親切。
売ってくれるのはフレアー、ヘイスト、バーサク、デスの4つ。いずれも高めではありますが強力な黒魔法です。
ヘイストとバーサクは本作屈指の有用なバフ魔法なので、未だに誰も覚えていないのであれば無理をしてでも買いましょう。流石にここまで来てるとなるとお金はむしろ余ってそうですが。
パンデモニウム

ジェイドの最深部にあるワープゾーンから転移した先は、皇帝の新たな居城パンデモニウム。
遭遇する敵はジェイドの魔物よりも更に強く、そして長い長いラストダンジョンです。
しかしハズレ部屋が無い上に一部のフロアは隠し通路を使えばショートカットもできるので、マップを見ながら進めば思ったほどの時間はかかりませんでした。

パンデモニウムの5階・6階には源氏シリーズやリボンの入った宝箱がありますが、いずれもボス級モンスター付き。
源氏の小手を守っているゾンビボーゲンは相変わらずの弱さですが、兜を守るティアマット、鎧を守るベルゼブル、リボンを守るアスタロートは中々の強敵です。個人的にはブリンクで回避率を上げてくるベルゼブルが面倒でした。
また、源氏の小手を入手できるルート(4階の一番左の扉から入る)の右上奥には隠し通路があり、その先の小部屋で最強の武器・正宗を入手。本作でも素晴らしい切れ味の刀剣です。
正宗がある小部屋はマップを開きながら進んでも気付きにくいので、前知識が無いと宝箱回収率のコンプリートも難しいかも……。
最後の戦い

パンデモニウムの奥へと進み続け、遂にたどり着いた10階に皇帝は待ち受けていました。
地獄をも支配した皇帝は絶対的な自信があるようですが、こちらも伊達に経験を積んでいません。
ジェイドやパンデモニウムで手に入れた強力な装備も身に着けています。エリクサーもあるぞ!
さらに万が一負けても10階の入り口から再開できるので問題無し!ありがとうピクリマ仕様!!

……という訳で、皇帝との最終決戦に。
竜巻ではあっさりトードに屈した皇帝でしたが、今回のラスボス皇帝はあらゆるステータスが高く、使用する攻撃は物理・魔法ともに強烈。
特に殴りはかなりダメージが大きい上、HPを吸収する効果もあるので真っ先に対策したい所です。今回はプロテスやブリンクの重ね掛けで対処しました。
一方こちらからの攻め方はいたってシンプルで、バーサク・ヘイストを重ね掛けして物理で攻めるだけ。
何だかんだで各々の得意武器は熟練度10まで上がっていたので、火力を上げてやる事でフレアーなどの強い魔法以上にダメージを出せました。力こそパワー。

皇帝は殴りでHPを吸収してくるものの、最大HP自体はそこまで多くなかったらしく(15000くらい?)、前作ラスボスのカオスと比べて割とあっさり勝てました。
こっちが鍛えすぎてただけかもしれませんけども。
最期に皇帝はウボァーと叫んで消滅。この断末魔のせいで30年以上イジられ続けているので哀れなものです。
エンディング

皇帝が今度こそ倒され、パンデモニウムも地獄から溢れ出た魔物たちも消滅して世界に平和が戻りました。
戦いの終わりとフリオニール達の生還を喜ぶ反乱軍の仲間たち。しかしレオンハルトは一度帝国側についた負い目からか、一人立ち去っていきます。
「もう昔には戻れない…」とは言っていましたが、肉親であるマリアもいる事ですし、いつの日かまた一緒に過ごせる日々が訪れるでしょう(DFFOOではそれが叶ってましたし)。
そしてそんなやりとりを見守る、戦いの中で散った仲間たちの姿も。
彼らの死後の戦いはGBA版やPSP版などのFF2に収録されている『Soul of Re・birth』で描かれるのですが、ピクセルリマスター版には収録されていないのが残念ですね……。

理不尽な敗北から始まった物語は、フリオニール達の華々しい勝利で幕を閉じます。
前作のストーリーはやや難解な部分もありましたが、FF2の物語は敵・味方ともに目的がはっきりしていて感情移入しやすいので、個人的には好きなストーリーでした。
成長したネリー(ヨーゼフの娘)やカインが登場するFF2の続編なんかも出ないかな……と密かに思っているのですが、世界から魔物がもういなくなったのなら難しいんでしょうか。
ともあれ、詰まる事なくエンディングを迎えられて一安心です。
ちなみにプレイ開始からクリアまでにかかった時間は12時間弱でした。最初からブースト機能を使っていたり、キャプテン狩りに時間をかけなければもう少し短かったかもしれません。
が、まだやり残した事もありまして……
残りのトロフィー回収
皇帝を倒してエンディングを迎えると、その時点でのクリアデータを保存することができます。ロードするとジェイドのそばから再開可能。
ここから、これまでのプレイ中に獲得していなかった残りのトロフィーを回収していきました。
内訳はいずれかの魔法の熟練度が16(最大値)に達すると貰える『魔法巧者』と、武器の熟練度が16に達すると貰える『戦巧者』、モンスター図鑑に全ての敵を登録する事が条件の『魔物図鑑・完全攻略編』の3つです。
これらを全て獲得できれば同時にプラチナトロフィー獲得となり、晴れてトロコン達成となります。

まずはある1体のモンスターを除いて、図鑑の空きを埋める作業から。
今回のプレイで出会っていないのは殺人ノコギリやサンドウォーム、マンティスキングなどでした。いずれも竜巻が発生してからフィールド上で出現するようになる敵ですね。
これらは竜巻発生後の砂漠(闘技場の近く)だったり、ミシディア周辺で遭遇できます。飛空艇が使えるようになるとフィールドのエンカウントはほぼ避けられるので見落としがち。
あとはウィザードにも会っていなかったので、闘技場の地下1階をうろついて倒しておきました。出現率は結構低いようですが、今日やったら割とあっさり会えたので安心してます。

モンスター図鑑の空きがNo.124以外全て埋まったら、パンデモニウムの7階に移動しました。ここ(正確には5階~7階)にだけしか出現しないレアモンスターが最後の標的だからです。
が、前作のデスマシーン同様によほど運が良くない限りそう簡単には会えないので、他の敵とのエンカウント時には武器の熟練度稼ぎをしておきました。ここからはブースト機能で熟練度を4倍に設定して稼いでいます。
やり方はいたってシンプルで、強い敵を1体残してから弱い武器に持ち替えて延々と攻撃するだけ。
ただしどの敵でも良いという訳では無く、熟練度を16まで鍛えるのであればモンスターランクが7の敵を対象にする必要があります。
キングベヒーモスなら通常攻撃しか行わないので事故の心配がありませんが、パンデモニウム5~7階では会えないので除外。今回は3種のギガースを標的にしました。こいつらもランク7なので稼ぎ向きです。
どれだけ攻撃しても1回の戦闘で熟練度は1ずつしか上がらないので、弱い武器で15回くらい攻撃したらトドメを刺して成長したかを確認。これの繰り返しで順調に熟練度を上げ、最初にガイの斧熟練度が16に届いた事で『戦巧者』のトロフィーをゲットできました。
それと近いタイミングでマリアのケアルも熟練度16に達して『魔法巧者』のトロフィーをゲット。ケアルは非戦闘時でも使えば熟練度が上がっていくので楽でしたね。

それからしばらくパンデモニウム7階を徘徊し続け、ついにターゲットであるテツキョジンと会敵。
探し始めてから出会うまでに1時間以上かかってました。ホント何なんだこの出現率の低さは。
この敵も強いと言えば強いのですが、既に熟練度を上げまくったフリオニール達の敵ではなく、戦闘開始から2ターンで勝利。出会った時期が悪すぎた。
テツキョジンは稀にエクスカリバーや源氏の兜といった超レア装備を落とす事もあるのですが、今敗は普通にギルを落としただけでした。まぁ出会えただけラッキーか……。

そんな訳でテツキョジンを見つけて倒せたので図鑑が100%となり、遂にプラチナトロフィーも獲得!
クリアデータから再開してここまでにかかった時間は100分ほど。トータルでのプレイ時間は13時間と40分あたりとなりました。
最初からブースト機能を活用すれば、もっと短時間で達成できたかと思います。本作はかなりエンカウント回数が多い印象だったので、部分的にエンカウントOFFにするだけでも結構短縮できそうな気がする。
トロコンを達成したところで、プレイ日記第2弾・FINAL FANTASY Ⅱ(ピクセルリマスター版)はこれにて完結です。
次は順当にピクリマ版のFF3をやる予定です……が、その前にまたFF2の記事をいくつか作っておきたいと考えています。前作のトロフィー解説記事とか、そこそこ需要があるみたいですし。
なのでプレイ開始は12月2日か3日からになるかと思います。今度も全10回くらいで終わるかな?何にせよ、次回も何卒宜しくお願い致します。
それではまた。

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