漢、雪原に散る
本日のプレイ内容
バフスクの町 ~ バフスクの洞窟

前回サラマンドの町の人々を救出し、ミスリルの鉱脈を押さえる事に成功したフリオニール達。
次の目的地はポフトから山を越えて東にある、バフスクの町です。ここで帝国は大戦艦を建造中らしく、完成前に何とかしようという話になりました。
シドの飛空艇ならバフスクの町まで運んで貰えますが、歩いて行けるレベルなので今回も節約。周囲の敵もそんなに強くありませんし。
町では住人たちが帝国兵に監視されながら建造作業を強いられています。そしてそれを仕切っているのはフィン王国を裏切ったボーゲン。
上の画像のようにオラついていますが、全然作業が捗らないとボヤいています。帝国兵が。典型的な嫌われるタイプの上司らしい。
店や宿などは普通に営業していたので、ひとまず回復しつつ白魔法のエスナや体防具の銀の胸当てなどを買っておきました。

町の外れには地下通路へ続く階段を見張っている帝国兵もいましたが、実は彼は反乱軍のスパイ。
合言葉の【のばら】を伝えると道を開けて、地下通路に入れるようにしてくれました。
地下通路となっているバフスクの洞窟はそれほど深くなく、敵も大した強さではないのでスイスイ進めます。マップも見れるので尚更。
すんなり突破できてそろそろ出口が……と思いきや、そこには帝国の指揮官であるダークナイトが待ち構えていました。
どうやら彼も大戦艦の建造を指揮していたらしく、既に大戦艦は完成したとフリオニール達に告げて去っていきます。わざわざそれを言う為に待ってたんですかね……?
ついでに去り際に現れたボーゲンにも煽られます。小物が過ぎる。

フリオニール達の目の前で飛び立った大戦艦は、見知った町を次々と爆撃していきます。
ポフト、パルム、そして反乱軍の拠点となっているアルテアの町までも……
襲撃を受けた町の様子が気になりますが、帰る前に近くの部屋を調べると通行証が見つかりました。帝国兵が大戦艦に入る為の物だそうです。多分ボーゲンが忘れていったのでしょう。
近くの魔法陣から外に出られるので、帰りはとても楽でした。気分は全然楽じゃありませんけど。
アルテアの町

大戦艦の爆撃によってポフトやパルムでは大勢の犠牲者が出たようです。定期船や飛空艇といった乗り物は無事だったものの、被害が大きすぎる……
また、ポフトの酒場にいたシドからは飛空艇の原動力は『太陽の炎』という特殊なエネルギーを使っており、大戦艦も同じ原理で動いているだろうという話を聞けました。彼曰く、大戦艦のエンジンに太陽の炎を放り込めば爆破できるかもしれないとの事です。
覚えておく言葉として【太陽の炎】をここで記憶。
その後に戻ったアルテアの町も甚大な被害を受けていましたが、幸い反乱軍の拠点となっている建物は攻撃を免れたようでした。ヒルダ王女達も無事です。
しかし、寝込んでいた王様はショックで容体が更に悪化したとの事。王様の治療のため、ミンウはここで離脱してしまいます。主人公たちの保護者的存在が……

太陽の炎で大戦艦を吹っ飛ばせるかも、という話をヒルダ王女に伝えた事で、次の目的は太陽の炎の調達に。
太陽の炎はカシュオーン王国に祀られている聖火であり、これを持ち帰るにはエギルのたいまつという特別な道具が必要になるようです。
が、フィン王によれば松明は簡単には持ち出せないように封印されており、封印の扉はカシュオーン王族の声か女神のベルの音色でしか開かない仕組みになっているんだとか(ここで【女神のベル】という言葉を記憶)。
だったら王族唯一の生き残りであるヘタレ王子・ゴードンの出番じゃないか……と思いきや、彼はあろう事かこのタイミングで行方をくらませていやがりました。何しとんねん!!!(激怒)
ヒルダ王女もこれには失望しつつ、フリオニール達に封印を解くもう1つの手段・女神のベルの回収を命じます。
サラマンドの町 ~ セミテの洞窟

女神のベルが隠されているのは、サラマンドの北に広がる雪原の洞窟。
サラマンドの町にいるヨーゼフなら詳しいだろうという事で、まずは彼の協力を仰ぎに行きました。
話をしたところ、ヨーゼフはミスリルの件で(娘を人質に取られていたとはいえ)協力できなかった事を詫び、洞窟へ向かう為に同行してくれる事に。
こうしてミンウさんに代わる助っ人としてヨーゼフが戦闘メンバーに加わった訳ですが、彼が得意とするのは素手による肉弾戦。魔法の類は一切覚えていない肉体派です。漢だな!!
フリオニール達の育成状況によってはむしろヨーゼフの方が弱くなるので、ミンウさん程頼れるという感じでもありません。頭数は多いに越したことはありませんけども。

目的地の洞窟へ向かうにあたり、雪原を移動するための雪上船が必要となります。
これはヨーゼフがセミテの洞窟に隠しているので、まずはそちらへ向かって回収する事に。
洞窟に入って少し進んだ所に目立つ青い岩があり、そこを調べるとヨーゼフが隠し部屋への道を開いてくれました。その先で難なく雪上船をゲット。
ボス戦なども無いのでこの辺りは割と平和でした。
雪原の洞窟

洞窟から外に出て、北に広がる雪原の西側から雪上船に乗って東にある洞窟の入口を目指します。
ここ、現代のFFシリーズのクオリティでリメイクされたらミニゲームっぽい事になってそう。
余談ですがPS版やGBA版などのリメイク版FF2では、雪上船に乗っている間に特定のコマンドを入力すると神経衰弱で遊べるようになっています。
クリアすると報酬としてアイテムなどが貰えたりもしたためやり込み甲斐があったのですが、ピクセルリマスター版には収録されていないようでした。残念。

雪原の洞窟内はやはりと言うか、火に弱い魔物だらけです。なのでファイアの全体掛けで道中は楽々。
ただ念のため、ある程度MPは残しておきたいところです。ボス戦とかありますしね。
洞窟を奥へ進んで行くとジャイアントビーバー(かわいい)の巣があり、そのうちの1匹に女神のベルについて尋ねると、抜け道やベルの在り処について教えてもらえました。
何故ガウワウとしか鳴かない彼らの言葉が分かるのかと言うと、ガイが元々野生児だったから。幼い頃はオオカミに育てられており、その経験から動物の言葉が分かるようになったのだそうです。
その後マリア&レオンハルトの両親に引き取られてフリオニール達とも家族同然に育った……という設定なのですが、ゲーム中ではその辺りが全く語られてません。小説版FF2とかを読んだ方が良いかもしれない。

ジャイアントビーバーに教えてもらった抜け道から更に洞窟の奥へ進むと、女神のベルを守るアダマンタイマイの姿が。
非常に硬いカメの魔物ですが、カメゆえに冷気にはめっぽう弱いです。雪原の洞窟に棲んでてそれもどうなのかとは思いますが。
よってブリザド連発で難なく勝利。洞窟の途中にブリザドの本があったのもコイツ対策だったという事でしょう。
アダマンタイマイを倒し、女神のベルを手に入れると洞窟入口までのショートカットが開通します。
別にテレポ使えるしショートカットを使わんでも……と思ったら、なぜかテレポが使えません。一体どうしてでしょうねぇ(すっとぼけ)

仕方無くショートカットから歩いて洞窟の入口まで戻ると、そこにボーゲンが待ち構えていました。
大戦艦破壊のために反乱軍が太陽の炎を得ようとしているという行動は奴にも読まれていたようです。中々頭が切れる……。
しかしボーゲンは一歩遅く、こちらが女神のベルを入手するのを阻止できませんでした。こうなっては皇帝に見限られて処刑される、お前らも道連れだとヤケになり、ボーゲンとの戦闘に。
アダマンタイマイに続くボス戦なのでしんどい……と思いきや、あっさり倒せました。攻略法も何もありません。ただのHPが多めのザコ敵みたいなものでしたし。

しょうもない時間を使ったと思いつつ帰ろうとするとボーゲンが起き上がり、死ぬ間際に「最後のプレゼント」をお見舞いしてきました。
大階段の上から巨大な岩石が出現し、こちら目掛けて転がってきます。
必至に逃げるも間に合わないと察したヨーゼフは岩の方へ向き直り、たった1人で岩を押し留めてフリオニール達に逃げるよう促しました。
躊躇いつつも階段の先へ逃げる3人。その後、力尽きたヨーゼフは残してきた娘を想いつつ岩に押し潰されて息絶えてしまいます。ヨーゼフ……。
偉大な漢の死を悲しみつつ、今回はここまでです。帝国許すまじ。


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