水を得た魚、鍵を得た冒険者
本日のプレイ内容
エルフの城 ~ 西の城

海賊から船を譲られ、海を越えてエルフの国を訪れた光の戦士たち。
お城ではエルフの王子がダークエルフのアストスに呪いをかけられて5年も眠っているとの事でした。王子は王子でスヤスヤ寝息を立てているので苦しんでる様子は無いのですが、臣下たちは相当不安な模様。
城で話を聞いているうちに、魔女マトーヤなら王子を目覚めさせる薬を作れるかもしれないという事が分かってきますが、そのマトーヤも水晶の目を奪われて困っている訳で……。
加えて王子に呪いをかけたアストスの居場所は誰も知らないそうです。これ以上は埒が明かないので、他の場所の探索へ。

エルフの国から北西の方へ歩いていくと、廃墟と化した大きな城を発見。
その名も「西の城」。まんますぎる。
中はコウモリだらけで、人はおろか魔物すら出てこないほど寂れた城ですが、城の中心の王室だけは何故か綺麗な状態。国王らしき人物もいます。
明らかに怪しいのですが話を訊いてみると、この城もアストスのせいでこの有様になったものの、ここから南にある沼の洞窟からクラウンを持ち帰ってくれれば元通りにできるのだそうです。
ちなみにクラウンはもちろん王冠のこと。高級車とかではなく。
沼の洞窟

西の城を出て、陸地の南端を目指して歩いていくと地面にポッカリと穴が。ここがクラウンのある沼の洞窟の入り口です。
中に入るといきなり分かれ道があったり、地下2階・3階と続く深さだったりと、ここにきて本格的なダンジョンに足を踏み入れたような気分に。
幸いピクセルリマスター版ではダンジョンマップを確認しながら進んで行けるため、階段などの位置が分からないままさまよい続けるといった心配はありません。親切ですね。
でも狭い通路を地味にブロッキングしてくるコウモリははたき落としたくなる。

出てくるザコ敵も厄介なものが多く、一度に5体以上で襲ってくる事も珍しくありません。
特に厄介なのはグリーンスライム。HPは少ないものの物理攻撃が通りにくく、魔法で攻撃しなければ素早く処理できません。奴の攻撃を受けると毒状態になる事もあるので、早めにファイラなどの全体魔法で片付けたいところです。
…まぁ、倒しても大して経験値などは旨くないので逃げた方が楽ですけれども。
他にもウェアウルフやサソリ、タランチュラなど毒状態にしてくるザコ敵がこれでもかというレベルで出てくるので、事前に毒消しを買えるだけ買い込んでおくのがお薦めです。
今回のプレイでもエルフの町で補充しておいたので、戦闘を終えたらすぐに治す事ができました。FF1を最後にプレイしたのは相当前なのですが、ここでの毒の厄介さは記憶に染みついていたのか忘れていなかったようです。

洞窟の地下3階のある一室には、いかにも大事な物がしまわれていそうな宝箱が。この中に目当てのクラウンが入っている訳ですが、箱を開けると中からイカの魔術師みたいな魔物・ピスコディーモンが。
魔術師っぽい外見なので打たれ弱いだろうと思いきやそんな事は全然無く、むしろ殴りで強烈なダメージを叩き出してくるハードパンチャーだったりします。
重装備で防御力が高いはずの戦士でさえ当然のように2桁ダメージを受けるレベル。軽装のモンクや黒魔が殴られようものなら2~3発であの世行きです。
これが4体も出てくるのだからたまったものじゃありません(運が良いと2~3体だけのパターンもあるようです)。
プレイ中も黒魔が早々に撲殺されましたが、他3人の奮闘でどうにか倒してクラウンを手に入れる事ができました。黒魔か赤魔がやられる前に全体攻撃で少しでもHPを削っておくと処理しやすいですね。
ちなみに帰りは徒歩です。まだダンジョン脱出の魔法とか覚えてませんし。毒消しが切れてたりしたら目も当てられない事になりそう……。
西の城

なんとか地上へ帰還し、手に入れたクラウンを西の城にいる王様に届けると突然王様が豹変。
なんと彼こそがエルフの王子に呪いをかけ、魔女マトーヤから水晶の目を奪ったダークエルフの王・アストスなのでした。
何かクラウンと水晶の目があれば真の妖精王になれるらしいのですが、こんな妖精王は嫌すぎる。
最後まで正体を隠してクラウンを受け取っていれば良かったものを、テンションが上がったのか真の姿まで晒してこちらのクラウンを奪い取ろうと襲い掛かってきます。

某ナイトの中のナイトに続いて2番目となる中ボスですが、こちらは中々の強敵。
ラ系の魔法で全体攻撃してくるだけでなく、スロウなどのデバフ魔法も使ってこちらを妨害してきます。時々即死魔法でこちらを戦闘不能にしてくるなんて事も。
こういう時、白魔がいないと立て直すのが難しくてキツく感じますね……。
しかしHPはそれほど高くなく、取り巻きもいないので火力を集中させればすぐ撃破できます。
今回は敵のファイラで半壊したものの、それ以上の追撃を受ける前にヘイストを入れたモンクが殴り倒してくれました。やはり筋肉は裏切らない。

かくして光の戦士一行はアストスを倒し、奴がマトーヤから奪った水晶の目を手に入れました。
エルフの王子にかけた呪いはアストスが死んでも解けていないようなので、やはりここはマトーヤに頼み込むしかないようです。
マトーヤの洞窟 ~ エルフの城

マトーヤに水晶の目を渡すと、お礼?として目覚めの薬を貰えました。話が早すぎる。
これでマトーヤの視力も戻って一件落着な訳ですが、光の戦士たちを見るや否や軽くあしらわれました。「思ったほどいい男じゃなかった」らしい。
まぁ、前に無断で宝箱の中を持ち去ったので残念どころか当然っちゃ当然ですかね……。

マトーヤから貰った薬をエルフの王子に使うと、5年ぶりに目を覚ました王子はすぐに状況を把握したのか神秘の鍵を授けてくれました。起き抜けの頭の回転とは思えない。
この鍵さえあれば各地の閉ざされた扉を開き、その先にある宝箱を回収できるようになります。
そうと決まれば宝探しするっきゃ無え!
宝物庫巡り

神秘の鍵が無いと開けられない扉がある場所は、ここまでに訪れた事のある場所だとエルフの城、西の城、沼の洞窟、カオス神殿、コーネリア城の5ヶ所。
沼の洞窟なんかはクラウンがあった地下3階の更に奥に宝物庫があるので面倒ですが、銀の腕輪など良い物がゲットできるので行って損はありません。
西の城や沼の洞窟の宝物庫は中にモンスターがいる宝箱ばかりなので、開ける時はHPを回復してからの方が良いかもしれませんね。
面倒なら宝箱を回収せずスルーしてもいいのですが、宝箱の回収率が関係するトロフィーがピクセルリマスター版には存在するので、トロコンを目指すならしっかり開けて回る必要があります。
今回のプレイでもちょっと時間はかかりましたが、全ての宝物庫にある宝箱を回収しておきました。その過程で伝説の戦士(モンスター500体撃破)のトロフィーも獲得。
……まだ最初のクリスタルすら解放してないんですが、クリアする頃には何体の魔物を倒してるんでしょうね?

そしてコーネリア城の宝物庫にて、何故かしまわれていたニトロの火薬を入手。
ダイナマイトでも作るつもりだったんでしょうか。うっかり敵のファイアでも食らったら爆発四散しそうで恐いったら無い。
この火薬をどこかで使う事になる訳ですが、今回はここまでです。次回からストーリー中盤って所ですかね……?


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