【FFLⅡ】トリガーハッピーが配信するFINAL FANTASY LEGENDSⅡ #7

【あらすじ】
現代の世界でも幻獣信仰の文化が残っている事を知ったアンジュは、
幻獣界へ赴き、エルフの守り神でもあるシヴァに会う事にした。
現代では滅亡に瀕しているエルフを見て、本当にエルフは滅ぶのかとアンジュは問うが
シヴァはアンジュに、結果だけを見て行動しても結果に縛られ、自由を失うと説く。
自分らしく生きるべきだと言うシヴァの言葉を受け、アンジュは持ち前の明るさを取り戻した。

その後、一行が時の狭間に戻るとクリスタルの中でクロノスが眠っているのを見つける。
クロノスはうなされていたようでトゥモロ達も心配するが、
そこにアトモスが現れてゲートを開き、クロノスの夢の中へと誘うのだった。

クロノスの夢の中で、トゥモロ達はクロノスたち兄妹と
ミシディアの人々との出会いを追体験していく。
ある日突然ミシディアに現れたクロノスとカイロスは、自分達の出自も分からず
不安を抱いて法王ドーガ達を警戒していたが、
2人の教育係として共に暮らすこととなったミンウには次第に心を開いていった。
最初は内気だったクロノスもミンウに似た口調で話すようにまでなり、
カイロスもクロノスも、ミンウを本当の家族の様に慕っていた。
目覚ましい速さで魔法の才能を開花させていった2人だったが、
それでもカイロスは自分の両親がどこの誰なのかを気にしており、
ある時クロノスはその願いに応えようと、禁忌とされる時魔法の研究に手を出してしまう。
自身の魔力で時のクリスタルを紡ぎだしたクロノス達を見て、ミンウが法王に報告すると
法王はクリスタルの神殿に2人を移し、法王たちの目が届く場所で研究を続けさせると告げ
ミンウはクロノス達兄妹と離れ離れになってしまうのだった。

トゥモロ達がクロノスの夢の世界から戻ると、クロノスも目を覚まし
ミンウやカイロスと家族らしく暮らしていた幸せな日々を自分で手放してしまった、と懺悔する。
そして時魔法の研究を続けたが為に、
ミシディア・クライシスを引き起こしてしまった事を再び後悔し始めた。
それでもなおクロノスはトゥモロ達に希望を託し、
アトモスに命じて一行をミシディア・クライシスが起きた日へと向かわせるのだった。

【あらすじ】
古代のミシディア・クライシスが起きる日にたどり着いた一行は
ミシディアの繁栄を願う祝祭がクリスタルの神殿で開かれると聞き、神殿へと向かう。
しかしその途中、これまでに何度か姿を現した宙に浮く幽霊船が上空に飛来した。
嫌な予感がした一行が神殿へと急ぐと神殿内にはアンデッドが溢れかえっており、
祝祭のために神殿を訪れていた法王ドーガや王妃ウネ、黒魔道士のビビが倒れていた。
幸い命に別状は無かったものの、このアンデッドはソルグが生み出したものであり
奥へ向かったソルグを止めにミンウも後を追っていったという。

一行が神殿の奥へ進むと、そこにはソルグと対峙するミンウがいた。
ミンウは不老不死の魔法を完成させ不死王となったソルグを攻撃するが、
不死身のソルグを倒す事はできず、反撃を受けて
クロノスとカイロスを想いながら息絶えてしまう。
ミンウの無念を晴らし、ソルグに挑んだトゥモロ達はどうにか彼を倒したが、
神殿の最奥部にある時のクリスタルが強い輝きを放ち始めた。
ミシディア・クライシスが起ころうとしていると感じた一行は奥を目指して走り始める。
しかしその背後ではソルグが蘇り、不敵に笑い声を上げるのだった……。

一方、時のクリスタルの間にいたクロノスとカイロスは、
本願である時を巻き戻す魔法・リターンを発動するが
クリスタルの魔力が暴走し始めてしまう。
すぐに2人がかりで制御しようとするが、幼い2人の魔力では困難を極めていた。

もう少しでクリスタルの間にたどり着こうとしていたトゥモロ達の前に、
突如強力な魔力を帯びたアンデッド・リッチが立ちはだかり、
「クライシスは起きねばならぬ」と言い襲い掛かる。
トゥモロ達はこれから起こる事を知っているかのように言い放つリッチに驚きつつも
死闘の末に倒す事に成功した。
しかしクリスタルの暴走を止めるのには間に合わず、
クロノスとカイロスの制御を失ったクリスタルの魔力は一気に氾濫し、
クリスタルの神殿を中心に大崩壊を引き起こしてしまう。

【あらすじ】
トゥモロ達の奔走も空しく、ミシディア・クライシスを止める事はできなかった。
アトモスによって時の狭間に退避させられ、崩壊から逃れた一行は
クロノスの頼みで再度古代を訪れ、災厄直後のミシディアの様子を確かめに向かう。

クリスタルの神殿があった場所は巨大な穴が開いており、
周囲には人の気配も無いようだった。
生き残りを探すべく、まず黒魔道士の塔を訪れた一行は黒魔道士達を見つけたが、
黒魔道士の長であるビビは未だ戻ってきていないという。
それどころか、彼ら魔道士から魔法の力が失われてしまったというのだ。

次にソルグを探すべく、黒の森へと向かったが
やはり森にはソルグどころか誰の姿も無い。
ソルグが不死王として中世に君臨していたという事は、
クロノスがその後時の狭間に飛ばされていたように
ミシディア・クライシスの影響で別の時代に人々が飛ばされたとアンジュは考え
他の行方不明者も同じように別の時代で生きていると信じつつ、
次は法王ドーガと王妃ウネの消息を追う事にした。

一行がミシディア大聖堂を訪れると、幻獣界の大使として人間界に来ていたモーグリ、
すなわち時の狭間にクロノスと共にいるモーグリが、
時魔法に手を出し大災害を引き起こした人間に憤慨していた。
聖堂を護衛していたドワーフ達によれば、ドーガとウネも未だ行方不明であり
ミシディア宮殿は魔物が蔓延っている状態だという。
やはりあの2人も違う時代に飛ばされてしまったのかと一行は考えるが、
そんな一行をよそにモーグリは、人間と幻獣を隔絶するよう幻獣王に進言すると言い
幻獣界へと去っていってしまった。

他に災害を逃れた人々が救いを求めて白魔道士の塔に集まっていると聞き、
トゥモロ達は周囲の魔物を倒しながら塔の中にいる白魔道士のもとを訪れた。
未だ戻らずにいたミンウの最期を聞き、白魔道士たちは動揺するが
アンジュが白魔道士たちを励ました事で希望を取り戻し、
生き残った人々も懸命に生きようとするのだった。